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睡眠薬の強さと種類は?市販薬との違いも解説

当記事では睡眠薬の強さや種類、作用時間や副作用などについて解説します。

睡眠薬は医師に処方されるもので、個人が勝手に種類を決めたりしてはいけません。

ただし、どのような種類の薬を処方されているのかを知ることは「処方薬に対する安心感」なども生まれ、無駄ではありません。

専門用語は控えて分かりやすく説明しますので、睡眠薬について学んでいきましょう。

目次

睡眠薬の種類について

睡眠薬には大きく分けて二つの種類があります。

①脳の活動を抑制する薬
②自然な眠気を促進する薬

脳の活動を抑制する薬

大脳辺縁系や脳幹網様体と呼ばれる部分の神経活動を抑えることで、催眠作用を促す薬です。現在睡眠薬の中心的な薬となり、以下の三つのタイプがあります。

・ベンゾジアゼピン系
・非ベンゾジアゼピン系
・バルビツール酸系(現在では、ほぼ使われていない)

ベンゾジアゼピン系

睡眠障害に対する即効性は高いですが、抗不安作用・筋弛緩作用があるため注意も必要です。注意すべき症状としてはふらつきなどがあげられます。また、依存性もやや高いとされています。

薬としては以下などが挙げられます。
ハルシオン
サイレース
リスミー
デパス
レンドルミン

非ベンゾジアゼピン系

非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬については、ふらつきなどの筋弛緩作用が少ない薬です。また、依存性も低く安全性も高いため、不眠症の初期に処方される割合が高めです。薬としては以下などが挙げられます。

マイスリー
ルネスタ
アモバン

自然な眠気を促進する薬

体内の睡眠に関する生理的な物質を調整して、自然な眠気を強める種類の睡眠薬です。現在発売されているのは二つの物質に関係する薬です。

・メラトニン受容体作動薬
・オレキシン受容体拮抗薬

メラトニン受容体作動薬

メラトニンの働きを強める薬です。メラトニンは夜に分泌され、光を浴びると減少する物質です。このメラトニンの働きを強めることによって自然と眠気を促します。依存性は低いですが、効果が出にくいこともあります。薬としては以下などが挙げられます。

ロゼレム
ラメルテオン

オレキシン受容体拮抗薬

日中に多く分泌されるオレキシンの分泌を抑えることで眠気を促進させる薬です。こちらも依存性が低いのでやめやすいですが、効果が出るまでに時間がかかったり、効果が出にくい場合もあります。薬としては以下などが挙げられます。

デエビゴ
ベルソムラ

薬の作用時間で睡眠薬を分類する

薬の種類は上記のように分けられます。次は作用時間で分類してみましょう。

これらは、睡眠障害の症状が、「寝つきが悪い」のか「途中で起きてしまう」などによって処方薬が変わります。

超短時間型(2~4時間)

・ハルシオン(ベンゾジアゼピン系)
・マイスリー(非ベンゾジアゼピン系)
・アモバン(非ベンゾジアゼピン系)
・ルネスタ(非ベンゾジアゼピン系)
・ロゼレム(メラトニン受容体作動薬)

短時間型(6~10時間)

・デパス(ベンゾジアゼピン系)
・レンドルミン(ベンゾジアゼピン系)
・リスミー(ベンゾジアゼピン系)
・ロラメット(ベンゾジアゼピン系)
・エバミール(ベンゾジアゼピン系)

中間型(20~24時間)

・サイレース(ベンゾジアゼピン系)
・ユーロジン(ベンゾジアゼピン系)
・ネルボン(ベンゾジアゼピン系)
・デエビゴ(オレキシン受容体拮抗薬)
・ベルソムラ(オレキシン受容体拮抗薬)

長時間型(24時間以上)

・ドラール(ベンゾジアゼピン系)
・ダルメート(ベンゾジアゼピン系)
・ソメリン(ベンゾジアゼピン系)

処方薬と市販薬の違いについて

ドラッグストアなどで売られている市販薬と、処方される睡眠薬では根本的な違いがあります。

市販薬の主成分は抗ヒスタミン薬の「ジフェンヒドラミン」で、これは主に花粉症などのアレルギー症状を抑えるための薬です。

花粉症の薬を飲んだ時に、副作用としてやや眠くなることがありますが、これを利用した薬という事になります。

その為効果自体も弱いですが、連続して服用すると一週間程度で効果が更に弱くなってしまいます。

その為、不眠症の治療薬としては適さないのです。

このような市販薬を利用すべきタイミングとしては、「時差ぼけ」などの一時的は不眠症状に対応する場合と考えましょう。

睡眠薬はどこで買えばよいの?

国内で睡眠薬を購入する場合は、医師の処方箋が必要となります。処方可能なのは、内科、精神科、心療内科または、睡眠専門クリニックになります。

ただし、内科の場合睡眠障害に詳しくないケースもありますから、出来ればそれ以外で受診することをおすすめします。

注意点として、睡眠薬を海外から通販で購入するのは絶対にやめましょう。偽薬も4割近く混ざりますし、管理状態なども悪いので死亡事故など健康被害が多く出ています。もちろん、睡眠薬をご自身の判断で選ぶこと自体も非常に危険です。医師の処方箋なしで通販購入できるサイトは、すべて国内では違法サイトです。

※厚生労働省(医薬品等を海外から購入しようとされる方へ)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/kojinyunyu/index.html

心療内科に抵抗がある方はオンラインクリニックを利用しよう

睡眠専門のクリニックは少数ですし、精神科や心療内科に通院するのは抵抗がある方も多いのではないでしょうか。

その様な方にオススメなのが、オンラインクリニックです。

現在では睡眠障害もオンラインクリニックで初診から診療可能です。オンラインクリニックは本当に便利です。

・スマホだけで初診から診察可能
・待ち時間なし
・24時間365日受診可能
・睡眠薬と分からないように郵送してくれる
・着払いもOK(クレカの必要なし)

とにかく、一度使ってみればその便利さにリピーターになるはずです。

とは言え、睡眠障害のオンライン診療を行っている病院はそれほど多くはないので、特におすすめのクリニックをご紹介します。

デジクリ

デジクリは、オンライン診療のグループ実績15,000件以上と、実績人気共にトップクラスのオンラインクリニックです。

おすすめポイントとしては

・当日予約OK
・24時間365日診察可能
・最短当日発送
・バイク便で当日お届け可能
・チャットで無料相談可能
・何度でも再診が0円
・6か月以上の処方で薬代1か月分が0円
・プライバシー配慮
・着払い可能(クレカが無くても大丈夫)

ご覧のように土日含め24時間365日診察可能なので、本当に便利です。

 

現在キャンペーンとして、薬代1か月分と初診料・再診料0円を行っています。
※通常プランで6か月以上の処方
※変更や解約に縛り・解約金はありません。

女性の医師も多く、再診もずっと0円なので気軽に相談可能です。不眠症で悩んでいるのであれば、まずはデジクリで相談してみることをおすすめします。

 

DMMオンラインクリニック

DMMオンラインクリニックは、非常に知名度が高く、さまざまな分野のオンラインクリニックを運営しています。

おすすめポイントとして

・診察料0円
・24時間予約受付
・即日診療可能
・土日祝日診察可能
・薬代95円~(1日当たり)

こちらもオンライン診療の実績はトップクラスですから、非常に使いやすいサービスとなっています。

※DMMオンラインクリニックはプラットフォームサービスです。診療は提携先医療機関が行っています。

睡眠薬の強さについて

睡眠薬の強さに比例して眠りやすいという事ではありませんが、一般的な強さを作用時間別に並べてみましょう。

あくまで一般的な強さを表しているので、1位を選べば良いわけではありません。現在の睡眠障害に合わせた薬を選ぶことが大切で、副作用の強さが比例する事も考慮する必要があります。

超短時間型(2~4時間)

1位ハルシオン(ベンゾジアゼピン系)
2位アモバン(非ベンゾジアゼピン系)
3位マイスリー(非ベンゾジアゼピン系)
4位ルネスタ(非ベンゾジアゼピン系)
5位ロゼレム(メラトニン受容体作動薬)

短時間型(6~10時間)

1位レンドルミン(ベンゾジアゼピン系)
2位デパス(ベンゾジアゼピン系)
3位エバミール(ベンゾジアゼピン系)
4位ロラメット(ベンゾジアゼピン系)
5位リスミー(ベンゾジアゼピン系)

中間型(20~24時間)

1位サイレース(ベンゾジアゼピン系)
2位ネルボン(ベンゾジアゼピン系)
3位ユーロジン(ベンゾジアゼピン系)
4位デエビゴ(オレキシン受容体拮抗薬)
5位ベルソムラ(オレキシン受容体拮抗薬)

長時間型(24時間以上)

1位ドラール(ベンゾジアゼピン系)
2位ダルメート(ベンゾジアゼピン系)
3位ソメリン(ベンゾジアゼピン系)

睡眠薬の副作用について

現在の睡眠薬は、以前に比べると安全性も増していて、副作用に対して怖がり過ぎる必要はなくなっています。医師の処方通り薬を服用すれば、通常副作用を心配する必要はほとんどありません。

主な副作用は以下などがあります。

眠気

眠気が残っていて朝起きられない、昼間に居眠りをしてしまうといった副作用が出る場合があります。主に「長時間型」の睡眠薬で起こりやすい副作用です。

作用時間の短い薬に変える事や、薬の量を減らせば改善することが大半です。

ふらつき

筋弛緩作用によって起こる副作用です。ベンゾジアゼピン系の睡眠薬を服用すると出やすい副作用になります。こちらも、作用時間を短くする方法や、非ベンゾジアゼピン系の薬に変更するなどして対応します。

健忘

薬を飲んでから眠るまでに起こったことを忘れてしまう副作用です。

あくまで物忘れなので、日常生活への影響は大きくありませんが、気になる方は対策を取りましょう。寝る直前まで薬を飲まない事や、アルコールを一緒に飲まないことなどです。こちらは主に、作用時間の短い薬で起きやすい副作用となります。

まとめ

睡眠薬について、簡単に解説してみましたがいかがだったでしょうか。

睡眠薬に対して「怖い・危険」と感じる方は少なくありません。

確かに以前は大量服用で、命の危険があるような成分の薬もありました。

依存性が非常に高い薬もあるなど、危険性も高かったのは事実です。しかし、現在ではそのようなリスクの高い薬は発売停止となり、安全性の高い薬が大半になりました。少なくとも怪しい海外通販などで購入しない限り、睡眠薬に対して「怖い」と考える必要はなくなったと言えるでしょう。

「一度飲み始めたらやめられないのでは?」

そんなことは全くありません。 薬を怖がるより、現在の「眠れない」事への対策の方が遥かに大切です。

ご紹介した通りデジクリなどのオンライン診療なら、今すぐに診察可能です。

睡眠の悩みは確かに深刻ですが、即効性のある薬があります。

まずは、気軽に医師に相談してみましょう。

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