いいだ耳鼻咽喉科へご来院される
小さなお子さまとご家族の方へ
『どんなことをするのだろう?』
『小さな赤ちゃんでも診てもらえるのかな?ベビーカーで入れる所なのかな?』
など、小さなお子さまをもつご家族は
初めての受診にご不安に思われることが多々あると思います。
実際に小さな娘のいる私も
初めて行く病院では皆さまと同じ気持ちでした。
その様な、ご不安が少しでも減らせるように、当院へ受診される際のシュミレーションとして、このページがお役に立てれば幸いです。
子ども(乳児・小児)の治療方針
概要
中耳炎の治療はガイドラインに沿って、また癌治療や鼻、のどの治療も長年診療してきましたので、小児特有の疾患も含め耳鼻科の広い範囲をカバーする事が可能です。小児の中耳炎や鼻炎などもきっちり治療しておかないと発育や学力にも影響し、大人になっても苦しむこともあります。
お母さん、お父さんのご不安を取り除けるよう努力しますのでまずはお気軽にご相談ください
耳・鼻・喉は、とても繊細な感覚器官です。何か異常があると不快感が大きく集中力を大幅に低下させてしまいます。また、呼吸や聞こえ方に問題があると、成長や学習の集中にも大きく影響があります。
幼い時期には大人にうまく症状を伝えられません。特に保護者の方が日頃の様子をしっかり観察してあげて変化にいち早く気付き、早めに耳鼻咽喉科を受診するようおすすめしています。
耳鼻咽喉科では『みみ・はな・のど』の専門的な診療を行っており、速やかな症状の改善、疾患の効果的な治療が可能です。気になることがありましたら、なんでもお気軽にご相談ください。
いいだ耳鼻咽喉科は、抱っこで診察OK
初めての診察は緊張したり不安になったり、動いてしまうお子さまが大半です。安全に安心して診察が行えるように、お子さまは保護者の方の膝の上に座らせて、体と両手を包み込むように体を固定していただきます。きつく抱く必要はありませんが、やさしく抱っこをしている状態ではお子さまが急に動いてしまい、危ないこともありますので、お子さまの背中と保護者の方の胸に隙間ができない程度に引き付けて、固定していただくとスムーズに診察行えます。
私も小さい子どもを持つ親として、お子さまが嫌がらないようにスムーズに診察を行いたいと心がけております。年齢が上がって理解力がつけば自然とスムーズな診察が可能となりますので、それまではお子さまの反応を見ながらできる範囲で対応していきたいと考えております。
お子さまが自分で症状を伝えることは難しいので、お母さまやお父さまに症状を伺い、治療法をご説明いたします。
耳鼻科と小児科どっち?
耳鼻科 → 熱・鼻水などの鼻の症状・耳が痛いなどの耳の症状・喉の痛みなどの喉の症状がある場合は耳鼻科を受診してください。
小児科 → 嘔吐・下痢・腹痛・高熱を伴う強い咳や呼吸が苦しそうなどの症状があるときは、小児科を受診してください。
いいだ耳鼻咽喉科では、小児科と適切に連携しておりますので、困ったらお気軽に当院までご来院ください。
風邪かも??と思ったらお気軽に
耳鼻咽喉科は読んで字のごとく、「耳」「鼻」「のど」の専門です。
「風邪の症状」は、発熱はもちろんの事、「鼻水」「咳」「のどの痛み」が多く、ほとんど耳鼻咽喉科領域なのです。
小児科に通っても咳が止まらない場合などは、鼻汁が喉に回って咳が出ている場合もありますので耳鼻咽喉科を受診されることをオススメいたします。
ただの風邪… その中に病気が隠れているかもしれません。
耳鼻咽喉科を気軽に受診してほしい最大の理由として、風邪で鼻水が多いときに驚くほど中耳炎がたくさん隠れているからです。「急性中耳炎」であれば痛みや熱が出ることも多いですが、それらの症状がないことも多いです。また「滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん)」は痛みや熱はないのが特徴で、耳鼻科医が見つけないと誰にも気づかれずに長期化し将来の難聴や慢性中耳炎の原因になりかねません。
特にお子さまの耳はとても狭く、耳垢などが詰まっている場合もあります。それを除去し、さらに顕微鏡や内視鏡で診察することによってより正確な診断が可能となります。最近は小児科の先生も耳も診察されていますが、正確な耳の診断は専門である耳鼻科医の診察が必須です。
他にも『風邪』だけで判断してしまうと、アレルギー性鼻炎や花粉症、副鼻腔炎の可能性を見逃してしまうかもしれません。当院は診療椅子に耳用顕微鏡・硬性鏡・電子内視鏡を揃えておりますので、無断ご自分でも見えない耳・鼻・喉の中の画像をお見せしながら、病気についてご説明した上で治療していきたいと考えております。
こんなときには相談を
「この程度のことで来院しても良いのかしら?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、すべて保険診療で認められている医療行為ですので、耳、鼻、のど、アレルギーに関してお悩みがあるようでしたら、お気軽にご来院ください。
みみ
はな
のど
その他
クリニック案内
クリニック入り口
当院のあるクリニックモールの1階入口にはスロープがございます。また、バリアフリーの院内では診察室もベビーカーでそのままお入りいただけます。
お子さまが安全にスムーズに診察が行えるように、診察時のお子さまの抱き方や手順をご案内いたします。
受付
待合室
小さなお子さまの診療
お子さまの体の抑え方
お子さまが安心して速やかに耳・鼻・のどの診察が行えるために診察イスの座り方とお子さまの抱き方をご説明いたします。
お子さまをベビーカーから下ろしたらお子さまを正面向きにしておかけください。
①お母さまは診察イスに深く座り、背もたれに背中をぴったりとつけてください。
②お母さまの両腕でお子さまの体と両腕を巻き込むように抱いてください
③お子さまの背中とお母さまの体と背もたれがぴったりと隙間ができないように密着させ抱き寄せてください
④上から見た抱き方
⑤横から見た抱き方
お子さまと小さなお子さまの診察
よくある質問(Q&A)
お母さんお父さんの疑問にお答えします
メッセージ
いいだ耳鼻咽喉科からパパママへ
沐浴のときのポイント
赤ちゃんは大人以上に代謝が多くたくさん汗をかきます。沐浴の際、正面のお顔はしっかりと洗い流していると思いますが、忘れがちなお耳の後ろ側、耳たぶも指で優しく撫で洗いして清潔にしてあげてくださいね。
お耳のミゾをゆすいであげてください
大人も子どもも耳は皮脂や汗の分泌のとても多い場所です。毎日お子さまの耳タブの内側も外側もガーゼなどで溝に沿って優しく洗い流してあげてください。
髪の長い女の子のポイント
入浴の際、髪の長いお子さまは髪で耳が隠れてしまい耳がきれいに洗えないので、髪をゴムで結びお耳をすっきり出した状態で洗ってあげてくださいね。
お子さま連れに配慮した院内
※現在は新型コロナ感染症対策のために絵本やブロックは撤去しております。
バリアフリー
診察室には ベビーカーでそのまま入れます待合室クリーンな待合室を保つように空気清浄機を設置し、随時換気も行っております。発熱がある方と接触しないよう発熱の方は、別の待合へご案内しております。
時間帯予約や順番待ち予約ができます
小さなお子さまを連れたパパ、ママに長い時間お待たせしないように1ヶ月前からの時間予約や当日の順番予約がWEBでできます。予約のお知らせ通知も可能です。
一度当院を受診された方は、LINEからも時間予約、順番予約ができるようになりました。
院長からひとこと
そのような時にもっと身近に、気軽にお子さまの体調や気になることが相談できたり、お子さまと親御様自身も通いやすい耳鼻咽喉科でありたいと日々思いながら診察をしております。
お子さまが泣いてしまっても大丈夫!まずは、いいだ耳鼻咽喉科へお気軽にご来院ください。
いいだ耳鼻咽喉科 院長 飯田正樹