はなの診療

治療方針

可能な限りマイクロスコープにて鼻腔内を詳細に診察し、記録された画像をモニターでお見せしながら、現在の症状や治療経過を説明をさせていただきます。

多い症状

鼻水がでる

透明なさらっとした鼻水はアレルギー性鼻炎や風邪症状の初期に見られます。見た目だけではどちらか判断できないので、鼻水の検査を行います。
黄色い粘性な鼻水は急性副鼻腔炎慢性副鼻腔炎に見られます。

鼻が詰まる

鼻づまりはアレルギー性鼻炎急性副鼻腔炎慢性副鼻腔炎などに見られます。急な炎症で鼻水がたまって詰まる場合やアレルギー症状が長く続き鼻粘膜が腫れて詰まる場合、また鼻茸(鼻のポリープ)や鼻中隔湾曲症により構造的な鼻づまりもあります。

においがしない

においがしないときの原因は、においの通り道がふさがって起こる場合と、においを感じる部分が障害されて起こる場合があります。問診の後、鼻腔内の診察を行い、ビタミンB1の静脈注射を行いにおいを感じるか?どのくらいの時間感じるかを調べます。この検査にて、においの通り道がふさがっている場合は少なからずにおいを感じますが、においを感じる部分が障害されている場合は全くにおいません。治療は抗アレルギー剤、漢方薬などの内服や点鼻薬を用います。

鼻血がでる

鼻血は鼻の入り口近くの細かい血管が集まっている部分から出ることが多いですが、稀に副鼻腔からの出血であることもあります。入り口付近の出血であれば薬品、また出血がひどい場合は電気凝固機器を使って鼻の粘膜を焼き固めることによって止血を行います。副鼻腔からの出血など奥からの出血の場合はガーゼを詰めて圧迫をすることによって止血いたします。

よくある症状や疾患に対する治療概要

アレルギー性鼻炎(花粉症)

症状:くしゃみ、透明なさらっとした鼻水、鼻づまりが見られます。

治療:当院で可能な治療は、抗アレルギー剤の内服、点鼻療法、舌下免疫療法(アレルゲン免疫療法)、などがあります。重症花粉症(季節性アレルギー性鼻炎既存治療で効果不十分な重症又は最重症患者に限る)に対するゾレア皮下注射治療も行っております。

急性・慢性副鼻腔炎

症状:発熱、頭痛、頬や目の周りの痛み、鼻閉、粘性の鼻汁、後鼻漏等の症状が見られます。ファイバースコープにて副鼻腔の出入口からの鼻汁の流出や後鼻漏などを確認し、診断します。自覚症状があるにもかかわらず、鼻腔内に明らかな異常が見られない場合や、治療が長引く場合は画像診断による精査が必要となります。当院より徒歩数分の場所に画像検査ができる連携医療機関がございますので、診察時間内であればほぼ即日CTやMRIなどの画像検査が可能です。

治療急性副鼻腔炎の場合の内服治療は抗菌作用のある抗生剤や去痰剤などを1週間から2週間程度服用することによって炎症を抑えます。

慢性副鼻腔炎の場合の内服治療はマクロライド系と言われる抗生剤を通常の半量に減量して2~3か月程度服用します。この治療は抗菌目的ではなく慢性炎症によって排泄機能が低下した副鼻腔粘膜の改善が目的で、副鼻腔粘膜の炎症を取ることによって副鼻腔内の鼻汁の排出を促します。同時に去痰剤や抗アレルギー剤なども服用します。改善が見られない場合や鼻腔ポリープなどがあり内服治療のみでは改善が難しいと思われる症例は手術治療をお勧めします。

内服治療に並行して鼻処置やネブライザーをすることによって、鼻腔内の腫れを引かせて鼻腔から副鼻腔への換気状態を改善させることも、副鼻腔炎の改善を促します。特に薬の服薬が難しいお子様や既にたくさんの薬を服用していてこれ以上増やしたくないといったご年配の方には有効な局所治療となります。

舌下免疫療法について

舌下免疫療法(アレルゲン免疫療法)はアレルギーの原因物質(抗原)を少しずつ体内に吸収させることで、アレルギー反応を弱めていく、根本的な体質改善が期待できる治療です。治療期間は3年以上が推奨されています。約70~80%の方で効果があったとされており、そのうちの20%は症状が出なくなったと報告されています

詳しくは「舌下免疫療法(アレルゲン免疫療法)について」をご覧ください。
※舌下免疫療法は、初回のみ1時間程お時間がかかりますので、午前は11時まで、午後は18時までにご来院ください。

よくある質問


現在、当院ではアレルギー性鼻炎に対するレーザー治療は行っておりません。ご希望がある方は可能な医療機関をご紹介致しますのでお気軽にご相談ください。

行っております。但し、誰にでも出来る治療ではなく対象患者の基準を満たした患者様が対象となります。専用のページで詳しくご説明致しますのでご確認下さい。