インフルエンザ

インフルエンザの予防と治療

予防

ウイルス疾患ですので予防は手洗いうがい、室内の乾燥を防ぐなどです。最近は新型コロナウイルスの問題もあるため身の回りの物すべての除菌が広がっているためほとんど見られておりません。

例年10月1日よりインフルエンザの予防接種を行っております。ただし予防接種と言っておりますが、実際には『重症化を防ぐためのもの』となっております。これはインフルエンザウイルスが非常に変異しやすいウイルスであるため、毎年新しいワクチンを製造しても100%合ったワクチンの製造ができない為です。しかしながら毎年予防接種をすることによって重症化を防ぐことは非常に有用であると考えます。

治療

まず、発熱が確認された12時間以後、24時間以内に検査を試行して感染の有無を確認する必要があります。この検査は鼻の奥の上咽頭から正確に検体を採取する必要がありますので、鼻腔を診察しながら検体詐取できる耳鼻咽喉科での検査が、最も確実な検査であると言えます。その後、検査結果にて陽性と判定された患者様は抗インフルエンザ製剤の服用を行った後、解熱後5日を目安に自宅安静としています。

よくある質問


発熱が出た直後では検査で判定可能なウイルス量が十分でないため、偽陰性となる可能性があります。発熱が確認された12時間以後、48時間以内に検査を試行して感染の有無を確認する必要があります。